必要な時にこそ吸収力は高くなる。
乾いた時に飲む水がうまいように。
近頃、本棚から読みかけで放り投げてた「小説の書きかた」「シナリオの作り方」みたいな本を端から読みあさってます。
以前読んだ時は、苦行にしか思えなかったのに、今読むと面白いのね。
「登場人物を考える際に、髪型や色、肌や服装から決めても無駄だ。何故なら、君が人を愛する時にそんな要素では選ばないからだ。愛してもいない人間を描くことなど不可能だし、脚本家は登場人物を考えるんじゃない。自分の中から見つけてあげるんだ」
みたいなことがアメリカ人の書いた本に書かれてたんですが、これ超シビれた。
愛が無ければ書けない、ってのはへっぽこ作家志望の自分にも当てはまる。
確かに最近は、登場人物のことなんかすっかり忘れて、地震やばいとか仕事やばいとか考えてた。余裕なくしてた。
アタシ愛をなくしてた!
そりゃ書けないし、書けないはずだわ。
これ、よくよく考えてみると、最近の不調とまるかぶりするのよね。
小説書けない→自分の中の登場人物に対して愛をなくしてる→自分自身への愛をなくしてる→誰かアタイを愛して→彼女欲しい、嫁欲しい。
ほらー!
すげえ、すげえよアメリカ人。さすがハリウッドのある国は違うな!
ってことは、これを解決するには、
彼女出来る→アタイ愛されてる→アタイ愛を思い出したよ→みんなだいすき→小説がサクサク書けるように!
ってことじゃないかな? かな?
え?!
え?
■というわけで。
最近聞いてたクラブミュージックをひとまず封印。
心が踊るんだけど、悪いように言えば心が落ちつかない曲だからねえ。
ざわつくというか。ずっとさざなみが立ってるような感じ。
代わりにMP3プレイヤーにいれたのは、サンボマスターとアジカン。
シャウトしてくれ。吹き飛ばしてくれ。
ロックでこめかみを撃ちぬいてくれ。
■まあ、そんなポンコツなことを言いながらも、ちくちくと進めてます。
ちゃんと書いてますからっ!
- 作者: 星里もちる
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(書いてないフラグ)
星里もちる先生のコメディマンガです。
3分に1回笑いながら読んだ。オススメ。
登場人物に対する作者の深い愛情を感じまくりです。