87%を計算してみた。

　
竹中平蔵
http://twitter.com/#!/HeizoTakenaka/status/67726323170283520

３０年で大地震の確率は８７%・・浜岡停止の最大の理由だ。確率計算のプロセスは不明だが、あえて単純計算すると、この１年で起こる確率は２．９%、この一カ月の確率は０．２%だ。原発停止の様々な社会経済的コストを試算するために１カ月かけても、その間に地震が起こる確率は極めて低いはずだ。

　
確率を割ってどうする。
と思ったので、実際、手元のOpenOfficeで計算してみた。
　
まず、30年後に87%の確率で地震が起きる。
これは公式発表だから正しいとしておく。
（疑いだしたらキリがない）
　
でも、これは別に2041年5月に、
全6面の内、5面に「地震」と書かれたサイコロを1回振る、という話じゃない。
　
毎日、毎時間、毎分、毎秒、毎マイクロ秒、
常に地震サイコロは振られている。
確率が低いから当たらないだけだ。
ただ、外れれば、外れるほど当たる確率は上がる。
宝くじと同じ理屈だ。
　
これを踏まえて。
外し続けたら30年後に87%となる数字を探せばいい。
というわけで表↓だ。
http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kamayan1980/20110510/20110510225710_original.gif?1305036510
あまりにも縦に長すぎて画像表示させるのが無理じゃった。
　
2041年5月に約87%当たる確率は、
2011年5月の時点では、なんとたったの0.57%。
今月地震が起きる確率は0.57%です。
銀行の定期預金より多少マシ、というレベル。
　
こういう話なわけだ。
（多分、合ってると思う。数学は苦手なのです）
　
0.5%といわれると「なーんだ」という気もしてくるけど、
0%じゃない限り『起こりうる』のが確率である。
とはいえ「今月、0.5%の確率であなた死にますよ」って言われても、正直ピンとこないよねえ。
「だから生命保険に入っときなさい。この一番高いやつ」って言われて入るか？　っつー話だと思うのよ、浜岡原発って。
　
そりゃ人の金だと思うから「入っとけよ！　当然だろ！」って言うけど、回りまわってそれ国民の金だからね。
電力会社は電気代値上げすれば、住民は文句ブーブー言いながらも払わざるをえないし、国は別に国内で金が循環してるだけだから損するわけじゃない。
　
むしろ「ほら、見て！　ぼくんち原発とめたんだお。安全なんだお！」ってアピールになるぐらいか。まあ、フクシマがある時点でそのアピールも苦しいし、代替電力に火力発電フル稼働するって話だからクリーンな21世紀とは程遠い話だわな。
　
まあ、不景気な話ばかりだけど、よくよく考えたら「今に限った話じゃねえや」って思えちゃうのが氷河期世代。
強く生きていきましょう（気休め）
　
■口の中に美人が指をつっこんでグリグリするサービス。
　
歯医者行ってきた。治療じゃなくて検診。
歯の痛みは消えてたんだけど、不安になったので聞いてみたら、口の中をねっとりじっくり探られた挙句に「歯ブラシ替えましたか？」と。
　
いえ、替えちゃいませんが。。。替えてないから歯ブラシの花が開いてます。
ああ、貧乏性。
　
結局、親知らずで出来た隙間にヨゴレが溜まってたから痛みがあったんだそうな。
前回は「きれいにしてますね」とまで言われたのに、何故今回ヨゴレが溜まってたかというと、歯ブラシの交換ケチってたから。
　
微妙に恥ずかしい気分になりながら、検診を終えました。
あと、念のために痛み止めもらっといた。
　
新人っぽい歯科助手さんが糸ようじを勧めてくれたけど、
ごめん、まったく使う気ねえや。
　
次の検診は半年後だ！