そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

文学ってすげえな。

 
青空文庫で「ある女の生涯」(島崎籐村)を読んだ。
主人公が老婆なんだけど、なんだろうなあ、切ないとも違うし、泣けるわけでもない。
ましてや笑えるものではないし、エンターテイメント性は皆無に等しい。
 
ただ淡々と老婆の目線を通して生活が書かれているだけなんだけど、誰もが避けられない老いが伝わってくる。
 
ああ、これが文学か、とちょっと分かった気になった。
 
あと、他の古典作品もそうなんだけど読むと、こう普段使ってない分野をくすぐられるので創作意欲が湧く。
 
すごいもんだねえ。
もっと早く読んでおけば。。。と思ったけど、多分、以前の自分なら最後まで読めてなかったから、今読んで問題ないな。
 
あ、今、その「ある女の生涯」にぴったりな表現を見つけた。
カールじいさんの空飛ぶ家」の空飛ばないバージョン。
救いがねえ!
 
■髪の毛切りました。
 
おもいっきり短くして、髪の毛もサクサクとすいてもらって、
「どうですかー」と言われたので「もっとすいてください」と頼んだ。
 
おかげで、かなりスッカスカな髪の毛になってしまって、
濡れた状態だと完全にヤリスギた感が出て不安になったけど、
乾かしたら普通に軽い頭になった。うむうむ。
 
先端にまだ前回の茶色が残ってるけど、まあ、これはこれでいいか。
 
これで3ヶ月は持つはずだ。
 
ちなみに美容院は10以上の席があるのに美容師、受付含めて4人しかいないというなんか寂しげな店だった。
昼間ならたくさんいるかもしんないけどね。
また休日に店の様子をチラ見しとこう。
 
しかし、どうでもいいけど、美容院のポイントカードって意味ねえよなあ。
なんで、どこもかしこも1年も2年も経たなきゃ換金できないカードにするんだろう。
もっとこう「3回来れば、1回半額になるぜ」的な野太い感じのでいいと思うんだが。って、これもまた床屋的発想か。
 
■足が臭くない。
 
えー、ここ数週間、帰宅後の足が妙に臭くて、
「ヤバい、オッサン化してる」と危機感を持ってたんだけど、
よくよく考えて見れば、加齢臭を醸しだすほどの年齢でもないし、
そんな不摂生な生活をしてるわけでもない。
 
じゃあ、多分、臭いのは足がかいてる汗。
もっと細かく言えば、汗を媒介に繁殖してる菌か微生物だろう、と思いまして。
 
履いてる靴にファブリーズをシューっとかけて、
一晩置いた後で、今日履いて帰ってきたら、案の定、足の臭いは無かった。
 
うむうむ。
しかしファブリーズって便利だな。