そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

ヤる気もヤレる気もない。

 
友人から「駅前のカフェにすごいかわいい子が働いてるぜ」という話を聞き、一瞬「なにそれは見に行かねば!」と思ったものの。
 
よくよく考えてみると、別に見たトコで何が出来るでもなし、せいぜい「彼氏いるんだろうなあ」とボンヤリ思う程度なので、いっそ見ない方が精神的負担にならずに済む、と判断して、行かないことにした。
 
それにあそこのコーヒー高いしな。
 
こういう物事に否定的な状態は、心理分析とかに照らし合わせると「認知障害」とかいって自殺一歩手前のやばい状況らしいが、ぶっちゃけ昔からこんな性格なので心理分析の専門家には悪いが「もうすこしがんばりましょう」のハンコを額に押したくなる。
 
それこそ第二次性徴で異性に興味を持ち出してからこっち、アイドルや芸能人の類にハマったこともなく、美人は競争率が高いから自分なぞが手を出してどうにかなるとは思えん、とヘタレ人生まっしぐらで30歳。
 
そういう性格なのである。
 
■ガイジンはどうなん。
 
たまに聞かれる。
「外国人の女の子と付き合ってみてはどうか」と。
 
【速報】ロシアの卒業式が凄過ぎる 本場のメイド可愛すぎワロタ 俺ロシア留学するわ
http://news4vip.livedoor.biz/archives/51793170.html
 
日本の新聞にしてもそうだけど、美人やイケメンをメディアに載っけた方が部数が伸びるので、こういう偏った情報が世界に配信される。
 
と、そういう美人フィルターを外して考えてみても、外国人と付き合うことにあまりデメリットは感じない。
 
そもそも日本の女の子相手だって、相手が何言ってんのかオイチャンには半分ぐらい分からん。
とはいえ「お前の話は分からん」と言うワケにもいかず、
脳をフル回転させて必死こいてついていくと、
バイバイして自宅についた頃には、
「ああ、会話する相手がいないって幸せ!」と布団ダイブするようになるのである。
 
だったらお互いに「分かってもらえるかな」と若干の不安要素を抱えながら会話した方が精神的にも楽というものである。
 
あと人間、生きてく為の習慣やら機能というのは割と変わんないので、言葉が通じなくても表情や行動を観察しとくと何がしたいかはなんとなく分かったりする。
 
むしろ会話が通じて「いや、大丈夫です」とか言われた方が混乱してくるので、遠慮大好き日本人はめんどくさい。
あ、めんどくさいって言っちゃった。
 
「お腹すいた? 何か食べたいものありますか」
「いえ、なんでも。嫌いなものないですから」
「じゃあ、オムライスとか」
「いいですね」



「お、そっちのカレーかかってておいしそう」
「カレー食べたい気分だったんで」
「ああ、そういう時あるよねー(じゃあ、言えよ!)」
「ありますよね」
「あれ? グリーンピース嫌いなの?」
「ええ、缶詰のグリーンピースはちょっと」
「独特の食感だもんね(だから言えよ!)」
 
まあ、こういうめんどくさい事がちょいちょいある。かなりちょいちょいある。
 
だったら最初から「故郷で食べたボルシチ食べたいアル」とか言われた方がよほど分かりやすい。
いや、ボルシチの作り方すら知らんけども。
 
■うむ。
 
なんとなく彼女が出来ない理由が分かってきた気がする。