そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

酉の市を駆け足で覗いてきた。

 
仕事が終わったのが21時。
 
朝スケジュール組んだ時点では定時で終わるはずだったのに「これ、今日中に」が3つ、4つ。。。5つ、6つと重なり気づけば「あれれ〜? おかしいなー」と名探偵コナンでも解けない謎の残業タイムである。
 
責任者はどこか!(すでに帰ってる)
 
まあ、こういうのも慣れてくれば同じく残業を余儀なくされる人たちとの仲がほぐれてきて、愉快で楽しい残業タイムになったりするんだろうなあ。
 
いや、帰りたいんですけどね!
残業手当とかいらんから、まっすぐ定時で帰りたい!
 
■んで、それから浅草へ。
 
自宅の埼玉からは遠いんだけど、オフィス街からは案外近いよね浅草。
日比谷線に乗り換えて、三ノ輪まで一本だもんなー。
 
でも、着いたら雨が!
この時期はフード付きの上着しか着ないので、フードかぶって、露店を眺めつつ長国寺へ。
 
露店のメニューが関西圏とは違うので、珍しかった。
数々の広島風お好み焼きに誘惑されつつも我慢した。
雨ん中で食えたもんじゃねえしな。
 
歩くこと10分ばかし。
提灯で飾られた鳥居をくぐって、境内に入ると両側に熊手の飾られた露店がズラリ。
派手派手しい和風、という奇妙な光景に、テントで作った雨よけ天井から滴り落ちる雨粒が、なんとなく今敏作品っぽくて良かった。
 
たまに高いご祝儀を配った参拝者の方に、威勢のよい柏手がパパパンパパパンパパパンパン。
周りも一緒にパパパンパパパンパパパンパン。
混じって叩いてたら楽しかった。
 
自分の分はというと、公式の(?)神社側の熊手お守りと、その近くにオカメそっくりの切山椒売りがいたので、そのおばちゃんから切山椒を買った。
 
そんな感じで、後にした。
 
■関西にも商売繁盛のお祭り(十日えびす)はあるものの、また違う感じで興味深かった。
 
自分は別に信心深いワケではないけれども。
 
「人事を尽くして天命を待つ」という言葉がある通り、どうしたって、最後は一か八かになる。
そこで幸運がやってくる可能性がカケラでも上がるなら、お祈りのひとつふたつは安いもんだろう。
 
と思う。