昼飯に、となか卯を目指したんだけど、
途中で、チャーハン屋に引っかかった。
しかもデリバリー専門。
「テイクアウトも出来ます!」って看板にあったので、寄ってみた。
見た目は完全にプレハブ。
申し訳程度に飾り付けした玄関をくぐると、厨房丸見えの店内(?)にベンチがひとつ。
「日替わりチャーハン。。。てまだありますか?」って聞いたら、コックさんが「は?」て返してきた。
「は?」って、接客でありえないと思うんだけど。
「あの、日替わりチャーハンお願いします」
「あー、はい。700円になります」
千円渡したら、レジっていうか簡易金庫を開けて300円の釣り銭を渡されて「座ってお待ちください」と。
んで、普通に座って待ってたら、チャーハンと何かを渡されたので、会社に戻って食べた。
そしたら、これが予想に反してうまかった。
ベトナム風か、タイ風か分かんないけど、細長いアジアンなお米で作ったパラパラチャーハンで、香辛料が効いてるし、具もチンゲンサイとか入ってた。
ホントにうまかった。
んで、もひとつ入ってた「何か」の方なんだけど、パッと身は、蒸した鶏ささみを細かく切って、ゴマと和えたような感じだったので、完全にサラッと食えるもんだと思ってたんだけども。
。。。激烈にカラかった。
一口で悶絶するぐらい。
自分は基本的に辛いものは苦手だけど、それでも別に韓国料理だって食えるし、辛ラーメンだって、辛口カレーだって食える。
でも、これはダメ、っていう辛さだった。
見た目は白くてサラダ風なのに、超辛い。カラい、っていうかツラい。
「1パックを全部食べきる」か「フルマラソンに出る」の二択だったら本気で悩むぐらいカラい。
店を恨む気持ちなどなく、ただただ、この世にこのような料理があること、このような味が存在すること自体が悲しくなるような、そんな辛さだった。
二度とあの店行かねえ、と誓ったのは、味覚が元に戻った夜頃になってからであった。