こないだ中国語の先生から「今度、こういうサービスを日本人向けに始めます」とサービス名を教えてもらった。
そのサービスイメージが竹だった。
「竹といえば中国でしょう?」と自信満々で聞いてきたので、残念ながら。。。と返さざるを得なかった。
■竹といえば中国だろう。
日本に生えてる竹は、ほとんど中国原産です。
これを千年以上かけて、中国からちょっとずつ持ってきて日本に植えてきたわけです。
だから、中国の人が「竹と言えば中国だろう!」と思うのは無理はない。
けど、残念ながら日本人の多くは、竹が中国原産であることをほとんど知らない。
「日本以外に生えてるところあるの?」と思ってる人も少なくないぐらい。
(ソースはうちの家族)
■だってパンダの餌は竹ですよ!
ホントね。そうなんだけどね。
一応、植物の分類上、竹と笹は別物とされてまして。
日本だと、パンダの餌=笹ということになっていまして。
笹≒竹、という印象はこれまた薄い。
■日本の人にとって、中国はどの植物のイメージですか。
植物!?
いやあ、日本人が知ってる中国っていうと「発展する北京と、自転車通勤の人々」とか「ジャッキー・チェンが大暴れしそうな南部の素朴な村」とか「かつての英国資本をうまいこといただいた香港の富豪」とか、そういうステレオタイプな感じで。。。
というか、外国見る時に、その国の植物とか気にしないよなあ。
人の生き方だとか、格好(思想)をまずはチェックするんじゃないかなあ。
■そうして考えてみると。
ほんと、外国で商売するって難しいなあ。
■今日の猫。
寒くなってきたので運動会をすることはなくなったけど、たまにストーブ前で場所争いをしてる。