そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

彼女がOSだったなら。

 

 

とりあえず、パッケのデザインした人は、この映画をコメディだと思ったのだろうか。

このパッケで「妻と別居中の男が、人工知能を搭載した新型OSに恋をした」だから、コメディだと思われても仕方無いとは思う。

 

でも、内容は至ってシリアス。

 

「恋人が人間である必要あんのか?」というテーマつながりでいえば、『ラースとその彼女』に近いかもしれない。 

なんか、2つとも、パッケの雰囲気似てますね。

ただ、ラースの方は、ジャンルがコメディなんだよな。自分はシリアスだと思って見たし、ラースの家族がビアンカ(人形)を、ラースの彼女として受け入れるシーンなんて、涙無しには見れなかったんだけど、世の人はあれを見てゲラゲラ笑ったらしい。

 

そういや、herを薦めてくれた英語の先生も、ラースはゲラゲラ笑った、つってたな。

「very funny!」だそうな。

海外の人だから、笑いのツボが日本人と違うんだろうな。まあ、ラースをコメディ扱いしてんの、yahoo!ジャパンだけど。

 

ガッデム!

 

anond.hatelabo.jp

 

と、そういうわけなので、子どもを産んだ産んでない、なんて話で悩むのはナンセンスだ。人類の半数は子どもが産めない男なんだから。

とはいえ、自分がもしマジンガーZで、「ロケットパンチが撃てるよ」と言われたものの、実際は自分のだけ初期不良で撃てません、ってなったらショックは受けると思う。

 

 

 

あれだ。バトル・ロワイヤルの最初に与えられる武器でダーツと的を引いた感じ。あれに近い。

でもまあ、仕方無いじゃんね、ダーツと的しかないならダーツと的でどうにかするしかない(捨てる)

大丈夫!マジンガーZは、翼がついてなくても、ミサイルをふたつ使って空飛んでたから!あれ見たら、だいたいのことは「なんとかなるかも」って思えるよ、気の迷いだけど。

 

■三つに共通してるもの。

生き物としてどうこう、ってのを考えすぎじゃねえかな、と。

この考えの根っこにいるやつって、例の「貧すれば鈍する」みたいな発想じゃねえのかな。

 

『生理的欲求が叶えば、安全を求め、安全になれば社会を求め、社会に属すれば承認欲求を求め、承認されれば自己実現を目指す』

 

マズローの欲求五段階説。これ、嘘だから。

半世紀近く前に「いや、アウシュビッツでは、命も安全もなかったけど、自己実現や社会欲求求めるやつ山程いた」ってフランクルさんが否定したから。

 

だから、恋した相手がキン肉マン消しゴムでも、犬でも関係ないんですよ。

「家族は金魚です」って人がいても、いいわけです。意外と長生きするし。

ましてや、同性や性別がややこしいなんてのは「人間の一種ね」ってなもんですよ。

 

私は私、あなたはあなた。

危害を加えないなら、オールオッケー。

それでいきましょうよ、しんどいことすると疲れますよ。