鉄拳7やってます。
使用キャラはキング。プロレスラーのやつね。
■キングって強いの?
という疑問に対して、先日公開された「はらだのばぁー」で面白い話をやってた。
対戦データを集計した統計データによる「キャラクターごとの強さはほぼ無い」とのこと。
でも、主観はちょっと違う。
プレイしてボッコボコに負けると「このキャラ強いじゃん」「キングがあのキャラに対抗する手段なくない?」みたいな感想は山ほど出る。
動画では「そっちの感情の方が大事」という話をしてる。
統計ではキャラ差はない。でも、プレイヤーの主観では差がある。
その場合は、プレイヤーの主観の方が(ビジネスでは)正しいから、開発者は感情を重視してPRや調整をしていかないといけないんだよ、という話。
■ゲーム以外のビジネスに置き換えると。
「売上vsブランドイメージ」みたいな話かな、と思った。
売上がないとサービス存続できない。
売上を最大限取ろうとすると、ブランドイメージを阻害するような施策もしなきゃいけない。
極端な例でいえば、アクセスの多い違法サイトに広告打つとかね。
ブランドイメージが悪いと「安い!」「早い!」みたいな要素でしか集客できなくなる。それだと売上が伸びても利益がのびない。
利益を伸ばすにはブランドイメージを良くする必要があるけど、ブランドイメージを数値化するのは難しい。
売上は数値化されるけど、ブランドイメージは数値化されない。
統計と主観の話だ。
面白いもんだ。
■なお、自分がボッコボコに負けるのは。
まだ初心者で「え、何その技」とか思ってる間にボッコボコにされるからです。
でも、鉄拳7は両者が合意すれば、何度でも対戦し直せるので、そのうち勝ち星の数が逆転します。これもまた醍醐味です。
あと、こういう仕組みのせいか「勝ち逃げはマナー違反」みたいな空気がなんとなくありますね。再戦を断っていいのは負けた側、みたいな。
でも自分のキングはプロレスラーなので、挑まれる限りは受けます。
負けすぎて、相手の人に「うわ、なんかかわいそうやからやめとくわ」と去られるのは、ちょっとつらい。
ま、待てやこらぁ!お前ID覚えたからな!(すぐ忘れる)