そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

若者がITパスポートをとったほうがいい理由。

というのをわかりやすく言語化せねばならず。

なんで仕事でもないのにこんなことを、、、という気持ちはありつつ考えてる。

 

メモがてら、ざっくり書く。

 

■学習の大前提:学習すればするほど感覚は繊細になる。

感覚が繊細になることを「解像度が高くなる」という言い方もしたりする。

カメラの解像度は低いよりも高いほうがより鮮明に撮れる。あんなイメージ。

 

例えば、ファッション。

ファッションに慣れた人は、店先で売られている服を見て、「値段の高い、安い」だけでなく「温かい、寒い」「汗を吸う、吸わない」「色が合わせてやすい、合わせにくい」「丈夫、もろい」などなどの情報を読み取る。

自分は学生時代は服に全く頓着しなかったので、「高い安い」ぐらいしか分からなかった。冬の寒い時期でもシャツを重ね着すれば温かいだろう、と本気で思っていた。だから夏用のTシャツの上にシャツを何枚も着ていた。寒かった。

さらに、社会問題に関心の高い人は、服の生産国を見て「生産方法が良い悪い」なども判断するだろう。

 

学べば、そんな風に、ひとつのものを見ても、より細かく情報がとれるようになる。

 

■じゃあ、なんでITパスポート?

あなた自身のIT適正がまだ分からないから。

 

今後、ありとあらゆる業界や分野にITが関わってくる。

 

例えば、あなたが農家であれば。

農家の人たちが広い畑の端と端でやりとりする必要がある。

この場合、LINEグループ機能などで音声通話すれば、ほぼ無料で行える。

ってなことは、日頃の生活からでも思いつくだろう。

 

でも、農家に役立つITツールってLINEだけじゃないよね。

それは作物の生育状況を監視するWebカメラや、害獣相手に威嚇の音を出す無線スピーカーや、水の温度を管理するセンサー、ほかにも色々、IT技術を知っていれば思いつくものはある。

作り方まで知っておく必要はそんなに無い。

「こういうの、ITでなんかできるんじゃない?」という所まで思いつけばあとは調べればいい。

 

■自分のIT適正、どのぐらいだと見込んでますか。

農家を選んだからと言って、IT技術の適正がないわけではない。

 

ITパスポートは数ヶ月勉強すれば取れる。

広くて浅い内容の試験なので、難易度そのものはそんなに難しくない。

勉強してみて、それでも「全然わからん」となったら、その結果をもとに、次の進路を選んでみたらいいんじゃないですかね。

 

苦手なことが早めに判明するのは進路選択にはメリットです。

 

例えば、「普通のサラリーマンするべ」と年食って課長職だ部長職だ、なってから「あれ?私、人に説明したり、考えを言語化するの苦手だわ」って判明したら、めちゃくちゃ困りますよ。

 

ITはありとあらゆる分野に進出してきますが、進出のスピード感は業界や分野によって様々ですから。

苦手だと判明したら、ITの影響がまだ少なそうな分野を選べばいいだけの話です。

 

■ってな説明で。

 

ITパスポートとりたくなります?(ならない気がする)