世の中、不況だ不況だ、と言われてまして。
大卒新人の就職率が氷河期を下回って、最低だとか。
なんとも世知辛い話だなあ、と思います。
ただ、最近の人を見ていて「これは損してんなー」と思う事がありましたので、その事をば。
大体、多くの会社や役場では、ピラミッド構造が敷かれています。
その中で上に立つ人というのは、大抵の人が「仕事頼んだりするのに向いてる人」「命令するのが好きな人」「責任感のある人」と考えられがちですが、実際は違います。
段取り組むのが得意な人が上に立たないと、その下はうまく動けません。
んで、得意である事と好きである事は違います。
恋愛でも「私はこんなに彼が好きなのに、彼を幸せにするのはパチンコなのよ！」とか、業の深い話がよくあるじゃないですか。
好きである事と、それが出来る、ってのは別物なんですね。
ちなみに自分は一人で動くのがとても好きです。
仕事も一から十まで全部一人でやりたいんですが、気づけば、大体、役を押し付けられてリーダー格になってたりします。
一人で動くのは「好きな事」で、リーダーやるのが「得意な事」なんですね。
実際、リーダーなんて楽しくないっすよ。
でも、自分が「お金稼ぎたいんですけど、なんか仕事ください」って言うと「じゃあ、タスク管理を」って、言われちゃうわけです。
一人でやるデザイン仕事とか、テキスト仕事は一切回ってこない。あははー。
もっと言うと、自分が好きなのは、こういう文章をつらつら書く事なんですが「この文章じゃ、まったくお金にならん」と以前言われたので、得意ではないのだろうな、と思っています。
べんべん。
好きである事と、得意な事、というのは、似ているようで全く違うものなのです。
