そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

修羅場(デスマ)で体を壊さない健康管理。

「具合が悪くなったら病院へ」
「無理をせず、滋養を取って、ゆっくり休んでください」

仕事上の立場なら、自分も上のような事を言います。
でも、言っても聞かない人はいますし、言っても聞けない事情もあります。
そこで大事なのが健康管理。

この健康管理について、ちょっと語ってみようと思います。


その1.「回復度ー疲れ>0」が健康。
体は動かせば疲れます。
しかし、生き物は「ある程度の疲れを感じるとそれ以上に回復する」という能力を持っています。
マッスル系漫画でお馴染みの『超回復』ですね。
つまり、ある程度の疲れは健康管理上、必要なんです。
これは当たり前ですね。


問題は「回復度ー疲れ<0」の状態。
つまり、疲れが取れないまま活動を続けなければならない状態が問題なんですね。
これに対する回答の一例が冒頭の「病院へ行け」「休め」なんですが、これは「疲れを減らせ」という事です。
じゃあ、それが出来ない時は、回復度を増やせばいいんです。


その2.どうすれば回復度って増えるの?
「きちんと品質管理された野菜をたっぷりとって、高級羽毛布団の中で広末涼子似の彼女といちゃいちゃしながら寝ればバッチリさ!」
死ねばいい。


とはいえ、大体、これで合ってます。
回復度は「回復度=栄養状態x睡眠度xリラックス度」で決まります。公式は、さっき思いつきました。


栄養状態が良いか悪いか、睡眠がきちんと取れているか否か、リラックスできているか。
これらは足し算ではなく、掛け算です。
つまり、良くなる時は飛躍的に良くなりますが、悪くなる時は絶望的に悪くなります。
この3つの改善方法をひとつずつ解説していきます。


その3.栄養状態。
野菜を食えとは言いません。それが出来たらこんな記事読んでないでしょうから。
カゴメの野菜ジュース(甘くない方が良い)と、あるいはサプリメントの「マルチビタミン」「ブルーベリー」「亜鉛」を飲んでください。


野菜ジュースとマルチビタミンはなんとなく分かると思いますが、ブルーベリーは眼精疲労がマシになります。
視界がはっきりしないと全身の筋肉が緊張するので、余計に疲れやすくなります。眼精疲労をマシにするだけでも、疲れの感じ方はかなり変わってきます。
あと、亜鉛の正確な効能は知りませんが、エロいものを見た時にオッキしやすくなります。
男子とは不思議なもので、エロいものを見てオッキすると「オレはまだ大丈夫だな」とリラックスするんですね。
あと何故か泌尿器の機能までパワーアップするので尿の勢いがよくなったりします。これは誰が見ても「オレ、元気じゃん」って思えますよね。


食事は3食。忙しい場合は2食でも構いません。
ただ「まとまった時間が取れないから、スナック菓子や菓子パンをだらだら食ってる」というのはやめてください。
本人がデスマだからといって消化器官にまでデスマを強いるのは間違っています。
個人的にオススメなのはうどんです。短時間で食べられて、暖かいスープで内臓も温められて、なおかつ腹持ちも良い。
更に弱った消化器でも消化しやすい、という点があげられます。うどん万能説。
足りない栄養素はさきほど挙げた野菜ジュースやサプリで補助します。


その4.睡眠度
「寝る時間なんかねえよ!」
そうですね。だから睡眠を深く取ります。


作業場で寝る場合は、まずヘッドフォンをつけます。でも音楽は必要ありません。
耳当てのおかげで、周りの音が若干遮断されますが、完全には遮断されません。この状態が丁度いいです。
プロデューサー、ディレクターは「いつ声かけられても起きられるように」と臨戦態勢のまま眠るそうですが、あまりよくありません。
30分でも1時間でも「この時間は誰からも声をかけられない」という状態を作ってから眠るようにしてください。リラックス度が大きく違います。


仮眠が必要なのは、脳内記憶を整理整頓させる為です。
パソコンでいえばデフラグ状態ですので、なるべく他の作業は停止してください。
椅子で寝る場合もなるべく足を伸ばして、膝掛けなどで足を冷やさないようにしてください。
あと、睡眠ではないですが、暇を見つけたら目を閉じて視覚情報をシャットアウトしてください。それだけで眼精疲労はマシになります。また、その時にホットタオルを目元にあてれば効果的です。ホットタオルは濡れタオルをレンジでチンすれば作れます。


家で寝る場合は、寝やすいよう寝てください。
強いていえば、寝間着を着ろ、ってトコでしょうか。
Tシャツ、短パンを寝間着と言い張るのも元気な内は良いですが、なるべく寝る為に作られた寝間着を着た方が睡眠の深さが違います。
あと「2日徹夜したから12時間寝るぞ」というのも却下です。
脳内記憶の整理整頓は8時間もあれば十分ですし、筋肉を休めるなら室内で家事などやった方が軽くほぐれて効果的です。
無駄な睡眠、いわゆる惰眠は、筋肉を衰えさせてしまうので、病気の時など短期の場合は効果的ですが、長期的には回復度と体力が低下するするので逆効果です。


その5.リラックス度。
各自リラックスしろ! ぜんたーい、休め!
身もふたもないと思うんですが、リラックスする方法は人によって違うので、一概に「これをしなさい」とは言えないんです。


そこでひとつの方法ですが、映像を使ってみてください。
ネットが使える環境なら、動画共有サイトで好きな猫や犬の映像を見れば、1分程度でニヨニヨとリラックスできます。
ネットが使えない環境なら、携帯電話やPDAで動画を保存しておけば、同じ事が出来ます。


あと、人間は「リラックス経験を思い出す」という事が可能です。
これを応用して、我が子の映像を見て、ほっこりしてから寝る、という事が可能です。
端から見てる他人にとっては切ない光景ですが、当人には効果があるようです。


まとめ。


・疲れが減らせないなら回復度を増やせ。
・回復度は栄養と睡眠とリラックスで決まる。
・うどん万能説。
・猫最高。
・子供の映像は同僚に見られないように見てください。


あと当然ですが、この内容はかまやん個人の知識や経験をまとめた内容であり、科学的な根拠や実際の現場とはズレが生じる場合もあります。
というか、徹夜しなきゃいけない会社とか存在しませんから、ブラック企業とかありえませんから。
そんなのネット上にだけはびこる都市伝説みたいなもんですよ。フィクションです。


だって、経済産業省が総力を挙げて毎年調査してる中小企業白書にはそんな事、ひとつも載ってないもん。