「資格取ったら業界入るのに役にたちますか？」
「たたんよ」
というやり取りを見て思ったこと。
いくつかの選択肢がある場合。
a.資格を取る。
b.作品を作る。
c.TOEICで800点取る。
とあるなら「bかcを選んだ方が良い」と思うし、実際そうだと思う。
資格並べられるより作った作品見た方が制作スキルがよく分かるし、英語スキルの需要はどの業界でもある。
どこでも良く聞く話です。
でも、選択肢がaしか無い（他を選べない）のであれば、それが役に立とうとそうでなかろうと、それしかとっかかりがないのだから、それをすべきだし「入るのに役に立たないから」といってあなたが勉強をしなくていい理由にはならない。
こういう進路相談の話を見るにつけ、自分にも経験あるなあ、と反省します。
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自分はこないだExcelの資格を取りました。
まー、IT業界の人に聞けば大多数から「取っても意味ない」と言われるような資格に1万円払って取ったわけです。
でも、自分はそれなりに働いて「自分が志望する職場環境なら、この資格があれば給料があがる」と分かってたから取ったわけです。
これは社会経験を積んだ今だから分かる話で、学生当時（8年前）の自分は「あの資格は役に立たないから」と言って、DirectXを勉強していました（立方体が動かなくて挫折した）
社会経験を積めば積むほど、仕事をすればするほど、自分がどの方向に向いているのか、どういう作業を楽しいと思えるのか、またそれによって誰の役に立てるのか、というのが分かってきます。
でも、最初はさっぱり分からないので「無限の（失敗する）可能性」とやらが広がってるわけです。
なので、とりあえず、どういった内容でも興味を持ったのなら、勉強して見るのが良いと思います。
『失敗して上等！』の精神で自分もやってますし、IT業界の末席にいますが「役に立たない資格、技術」を全く持っていない業界の人というのを見たことがありません。
そういうもんだと思います。
