神谷浩史のsayユーやんぐを聞いた。
深夜2時から4時まで、声優の神谷浩史がトークをする、という番組です。
大体はおっぱいネタとかバカネタで、相変わらずの神谷浩史なんですけどね（褒めてます）
一点だけ「あ、いい！」と感動した瞬間があった。
それは『くだらない悩み募集！』で電話をかけてきたリスナーと話をする、というコーナーで、電話の主の声は女の子っぽい声なんだけど、実は二十歳の男でその声が悩みの種。
「悩んでるんですよ」とかなり深刻に男性は言う。
それに対して、神谷浩史はまだ状況もよくつかめないまま「僕のような特殊な職業の人間からすると、とてもいい楽器だと思うんだけど」って言ったのよね。
ああ、いい表現だなあ、と感動しました。
ん？ 分かんないですか？
「いい楽器」なんですよ。
これが「いい声」だとあんまよくないんですよ。声って聞く人によって好き嫌いがあるから。
でも、楽器なら演奏＝コントロールができる。
その楽器を錆びつかせるのも名演奏するのも本人次第、という事です。
こういう言葉がサラッと出てくるあたり、やっぱ本職はすげえなあ、と思いました。
