そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

ネタを書くのを仕事にすると、ネタを書けなくなるんだなー、とかなんとか。


野菜を売る商売の人は、タダで知らない人に野菜を配ることはない。
買ってくれたオマケであったり、常連さんへのサービスだったりと、なにかしら打算が働いて野菜を配る。
それが野菜を売ることを商売にするということであり、仕事意識というものなんだろう。


たまに若い兄ちゃんが路上でケンカとかしちゃうようなヤンチャな漫画の話で。
ヤーさんが出てきて「俺らは損得なしじゃケンカしねえよ、それが商売だからよ」みたいな話をする。
野菜売りと一緒なんだろうなあ、と思う。


同人誌や漫画や小説などの宣伝としてustやTwitterニコニコ動画などなどを使う場合がある。
タダで使えるから、ついつい気楽にやってしまいがちだけれど、宣伝をする気ならきちんとしないといけない。
八百屋が通りすがりの人に野菜を配り出したら、八百屋の経営は破綻するのだから。


■戦略より戦術の方が話としてはウケが良いのだろうなあ。

さかのぼって考えてみると、幼稚園や小学生の男子に「悪い人が子どもを車に連れ込もうとしてるから気をつけて」などという不審者情報を与えると「いかにして俺はそんな悪者にやられないか」ということを語りたがる。
曰く「車から出てきたところを顔面蹴り飛ばしてやる」だの「エンピツで手を刺してやる」だの。


そもそも、集団下校すれば不審者に声をかけられることはないのだけれど、そこまで考えが及ばない。
まさしく一兵卒の思考。
そういや、中二病をこじらせた子が、カバンに彫刻刀や小刀をしのばせとくのもそれに近いなあ。


面白いか面白く無いかで言えば、そりゃ一兵卒がど付き合いしてる話のがよほど面白いし分かりやすい。
んで、行き過ぎた戦術家のミスを戦略家がカバーするというのが、人気のある黄金パターンなんだろうな。


刀語がなんとなくグダグダしてきた気が。

というより好みの問題かもしんない。
なんというか、場にいない人名をたくさん出されると、話としては停滞するのよね。
「あの時死んだあいつがー」「あの頃出会ったこいつがー」みたいに何度も話の腰を折られるのは、なんとなく「そもそもお前はなー」と学校教師の説教パターンを思い出す。
刀語自体、1ヶ月に1話という変わった形式のアニメだったので、出来れば1話の話は1話の中だけで完結してもらいたい。
過去を匂わしたり、熱心のファン向けのネタは、すみっこで小道具でもちらつかせれば良いと思うんだがどうか。


自分の理想は「今回初めて見た人は楽しめるし、前回まで見てきた人はもっと楽しめる」である。


その点、化物語は前回までの怪異はすっぱりと忘れられてるので良い。
5話ある内の、5話目から逆順で見ていっても話が分かる、というのはアラカルトで個人的に好きだ。