そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

オトモアイルーの設定を考える。


あちこちからモンハンを楽しむ声が聞こえてくるにあたり、他人の幸せが靴についたガムより嫌いな自分は、モンハンをもっと楽しめるように、とオトモアイルーの設定を考えてみた。


まず、アイルーは本来、野生の生き物である。
しかしオトモアイルー達は、人間の生活に馴染んでいる。
武器屋に行けば店番をしているし、農場でせっせと畑を耕していたりもする。
じゃあ、人間が好きなのか、というと野生のアイルー達が襲ってくるのを見る限り、そうではなさそうだ。


疑問1、オトモアイルーは人間に親切だが、野生のアイルーはそうではない。なぜだろう。


次にアイルーからオトモアイルーへの変化を考えてみよう。
オトモアイルーはアイルー売りの婆さんに話しかけないと手に入らない。
おそらくこの世界では、こういうアイルー売りが当たり前にいるのだろう。ペットショップみたいなもんだ。
野生のアイルーを捕獲して、何かしらの調教を施した後にオトモアイルーとして売りさばく。
なんだか酷い話のようにも思えるが、弱肉強食の世界観なので置いておく。


疑問2、野生のアイルーをオトモアイルーにする調教ってどんなもの?


野生のアイルーは人の道具を盗んだり、ぽかぽかアイルー村で見るようにコミュニティを作って協力し合うという非常に高い知性を持っている。
オトモアイルーに至っては料理はするわ自主鍛錬はするわとまるで人間さながらである。
これだけ高い知性を誇っているのであれば、人間を騙したりするのも容易であろう。調教に従ったフリをして、クエストの最中に脱走しても、全くおかしくない。むしろそうしないのが不自然にすら思える。
何か拘束するような首輪をつけていたとしても、ハンターは自分から巨大なモンスターに立ち向かうバカである。ほっとけば勝手に死ぬし、その死体を漁って鍵を取り出すのも、その鍵を使うのもアイルーには簡単なことだろう。


疑問3、何故オトモアイルーはハンターを裏切らないの?


そこで彼らの生活を観察してみる。
アイルーキッチンを見てみると、彼らは仕事中以外は割とのんびり暮らしている。ものすごく暇そうだ。
だが、待ってほしい。
人間が暇な時、何をするか。田舎にいる若い男女が何をするか。
そう、繁殖行為だ。性交を暇で安全な時期にやるのが、多くの生物の合理的な行動である。
にも関わらず、アイルーキッチンで繁殖が行われている様子はないし、子供も増えない。


疑問4、何故オトモアイルーは繁殖しないの?


愛玩動物である猫や犬に去勢手術を行い、繁殖能力を失わせる、という話はあちこちで聞くが、アイルーは愛玩動物ではない。
どちらかといえば奴隷だ。子を増やして労働力をアップさせてもらった方がハンターにとっては都合がいいので、去勢手術はしないだろう。
また、アイルー売りの婆さん達が、商品力を維持する為に行っていることも否定は出来ないが、あんな客の少ない村で商売をしている以上、売れ残りのリスクはかなり高い。
売れ残ったオトモアイルーがどうなるかは分からないけれど、繁殖能力さえあれば、新たな商品が生産可能なので、アイルー売りの婆さんにとっても、去勢しないのがベターだろう。


つまり、オトモアイルーにはまっとうな繁殖能力が備わっていると考えるべきだ。
では、何故、キッチンアイルーで繁殖しないのか。
消去法で考えるに、おそらく同性しかいないのではないだろうか。それも体力に勝るオスのみ。
また、メスは妊娠するとそれ以上産めなくなるが、オスの種はメスの発情期に応える分あれば良い。必然的にオスが余るので、これを労働力として売り払うのは非常に合理的な話と言える。


以上の仮説から、
「ハンターに忠実」
「知能が高い」
「オスしかいない」
「メスは人間の管理下にある」
の四点が導きだされる。


これをまとめると、
「メスを人質(アイルー質)に取られていて、それを理解する知能を有しているが故に、オスは人間に忠実な行動を取らざるを得ない」
となる。


なんだか酷い話のようにも思えるが、弱肉強食の世界観なので置いておく。


それはそうとモンハンP3では、オトモアイルーが二匹も連れていけるんですよ! いやあ、かわいいですねえ。