そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

一人の時間は割と大事。

 
一人で悶々と考える日々が続くと色々こじらせるけど、こじらせた上で、ああ、俺も生きるのに卑怯なただの人間である、と思う過程が大事というか。
 
考えたこともなく、ただ、世の無情をガラスの向こう側に追いやって「私は真人間です」つってる連中がすることの酷いこと酷いこと。
 
自分が十代の頃は、都会が羨ましくて仕方がなかったけれど、今はあの浅ましくてみっともない田舎を好ましく思う。
まあ、いざ住めば、また「ああ、いやだいやだ」と思うのだろうけども。
 
どこにいたって、『あなた』がいなければ「ああ、いやだいやだ」なのである。
それがこじらせる、ということだ。
せめて、卑怯であることを自覚して、卑怯者の面構えをしようじゃないか。
 
■女性は性的に得をしてるかどうか。
 
まあ、自分も割と非モテであるし、若干こじらせてもいる。
なので、たまに「女はいいよなー。セックスが男に対するご褒美になるもんなー。男なんて女に『させてくれ』つって頼まなきゃいけないんだぜー」といったようなことを思ったりもする。
 
でも、よく考えなくても、そうそう律儀に頼み込む男ばかりでもないのは、ニュースが報道しているし、治安が崩壊したような物語を読むと大抵、女性は「狩られる側」だ。
そう、完全に一対一となれば、暴力で勝てる男の方が圧倒的に有利なのだ。
 
にも関わらず、ホモ・サピエンスには発情期という概念がなく、年がら年中繁殖が可能である。
ご先祖さんは、よくこんな進化を遂げようと思ったもんだ。
下手すりゃ、毎朝オッキした男が女を追っかけ回していてもおかしくない生き物なのだ。
 
そこらへん、サバイバルな話を読むと「生きるか死ぬか、という緊張感の中では、性欲が萎える」そうなので、うまいこと調整してあるもんだ。
 
なんせ人間というのは道具を持たなければ、哺乳類の中では最弱に近い。体重が半分以下の犬相手でもガチンコでやれば負ける。
当然、生死の緊張感は日常的にあり、性欲なんか沸かせている暇はない。
とりあえず朝オッキしてる股間を見て「よし、俺のはまだ使える」と確認するぐらいのもんだ。
 
だからこそ、緊張感が緩む一瞬で交配を行える必要があるのだ。
その一瞬に女に逃げられたら、追っかける暇はないので事前に「頼むから、逃げないでくれ」と交渉する必要が出てくる。
これがサル山から村社会に進化し、その村社会では女性が圧倒的優位であった要因なのだろうなあ、と思う。
 
つまり。
 
得してるかどうか云々以前に、生物的に女性のが立場は上なのだ。
猫がライオンに向かって「いいよな、お前は爪とか牙が強力でさ」とボヤくのに近い。
 
まあ、だからといって「いいよなーいいよなー」ばかり言ってても人生始まらんので、有り物で勝負しようぜ、と落ち着いた頭では言えます。
 
■体調不良が治ったっつーか。
 
もしかしたら、会社行きたくない病なだけかもしれん。
今んとこ大丈夫だとは思うが、不眠症とか発症し始めたら要注意だな。