うまいこと言うなあ、と思った。
今日は会社の送迎会が昼食の機会でありまして。
その時に、パッと「贈る言葉」と振られたエライ人が、
退職する人の名前から、サラッとうまい言い回しで褒め称えまして。
はー、瞬発力が違うなあ、と感心したわけです。
ああいうのはラップとかライムとか、そっち系の能力だと思います。
すごいです。
■このタイミングで言っとくのがいいと思った。
この本を読み始めてすぐ、すごく嫌な気分になった。
「AとB、どちらを選びますか?」という質問に対して、
「もし、AがいなければBを選びますか?」と重ねて尋ねるような。
そんな嫌な感じ。
きっとそれでもBは選ばれないのです。
世の中、そううまくはいかないし、人の心もそう単純ではない。
でも、いや、だからこそ、Bには救われて欲しいと思った。
作者に対して「一生のお願い」を一度だけ使うなら、このタイミングだ。
お願いだから、Bを救ってくれよ、と。
そんなことを思いながら読み進めてきた。
まだBが救われたのかどうかは分からない。
エピローグはこれから読む。
不幸の反対は幸せではないし、
絶望の反対は希望でもない。
だったら、救われてもいいはずだよなあ、と強く思う。
エピローグは明日、コーヒーと共に読む予定です。
そのコーヒーが苦くなりませんように。
夜が遅いので、今日はもう寝ます。
- 作者: 入間人間
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- 発売日: 2011/05/25
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