先週から、仕事と語学のダブルパンチで(表現が古い)、頭が疲れる。
確か脳みそには、言語野っていう部位があったと思うんだけど、そこらへんが疲れてるんかねえ。
日本語と中国語と敬語と正規表現と原稿と小説がいっぺんに来てる感じ。
いや、感じというより、実際来てるから問題なわけだが。
■諦めた人に「諦めんなよ」ということの暴力性。
多様性が認められつつある世の中だけれど「やっぱりこれは不変だよね」と思われていることがある。
家族や結婚、恋愛。
一人でいるより、みんなと一緒の方が楽しい。
そういう言葉はとてもきれいで、美しく。
世間様の考える「理想の人間関係」には欠かせないものなのだろう。
でも、そうではない人たちもいる。
他人との距離がうまく計れない人、他人を信頼できない人、また自分自身を信頼していない人もそうだ。
そういう人たちは、自分たちがマイノリティであり、特殊であり「もしかしたら、心の病気なのかもしれない」などと不安に思っていたりする。
それでも、サボらずに仕事をこなし、お金を稼ぎ、時にはささやかな贅沢をしながら、それなりに楽しく一人で生きている。
「一人でいるより、みんなと一緒の方が」という言葉はそういう人たちにとっては、見たくない現実だ。
知りたくないのだ。
その言葉が、もっともらしく、本能に寄り添う正論であり、何よりも美しいからこそ、「そうできない自分は『普通』ではない」という現実を感じてしまう。
そっとしておいてほしい。
自爆テロもしなけりゃ、他人様に迷惑もかけない。
だから、そっとしておいてほしいんだ。
■ということを考えながら見たら、DVDを投げたくなりました。
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他人を信じられない美人が、優しく才能のあるイケメンとドライな関係(セックスフレンド)になる話。
オチは予想できるだろうから、見なくていいと思う。
クールなナタリーポートマンが、メロメロにとろけていく様を見るだけの映画です。
■ふと思いついた。
『猫ブログ』みたいなタイトルで、毎日毎日、飼い猫についての話を何年間も細々と書き続けてるのに、実際には、猫を飼っていない、という怪談。
■今日の猫。
いや、うちの猫はいますよ。二匹。
柱でガリガリとツメをとごうとするので、爪とぎされてもいいように、柱に貼る板を買ってきたところです。