腹が減ったので、閉店間際のスーパーに入ったら、惣菜コーナーに、恵方巻きがたくさん残ってた。
ラッキー、と思って見てみたら、一本2,580円だった。
。。。そりゃ、売れ残るわ。
■恵方巻きはなんか高い。
普段、一本398円とかで売ってるのに、なんで恵方巻きになった途端に千円オーバーするのか、まったく理屈が分からない。ワンホール二千円のケーキがクリスマスになったからといって四千円になったりはしない。
値段の分だけ材料がパワーアップしてるんだから、食えばうまいんだろうけど、あまりにも値段が普段の感覚とかけ離れすぎてて、全然買う気にならない。
「今年こそ、気合入れて買うぞ!」と思ってても、実際に千円の太巻きを見ると引く。ドン引きする。
千円あったらカレー食えるよ。カツが乗るよ。サラダもつくよ。
それに引き換え、恵方巻きなんて米ばっかりだし、具材も種類は少ないし(カレーもたいがい)、栄養バランス悪い。
結論、貧乏性に太巻き千円は無理。
■最近の婚活。
なんかもう近頃は、知らない人と会話するのしんどい。
美容院で、美容師さんと「出会いありますか」「ないですね」って会話はした。
美容師さんも出会いがないらしい。見た目の割に職人気質な業界だもんなあ。意外と内気な人は多そうな印象である。
とはいえ、自分はそれに輪をかけて内気な業界にいる。無理だ。
■ナイチンゲール読んだ。
スーパー実業家のナイチンゲール。
白衣の天使は政府とマスコミが作り上げた幻想で、生前から当人は嫌がってた、というのが面白い。
当時の『女性の幸せはかくあるべき』という常識、自身の理想とのギャップに苦しんで、心を病み、取り憑かれたようにして病院改革を進め、人生の大半を躁鬱を繰り返しながら、病床で過ごした。
また、面白いのは、病気になる前よりも、病気になった後の方が「私はもうすぐ死ぬんだから、あなたが頑張りなさい」と周りの人間を猛烈に働かせ、次から次へと過労で死んだり、心を病んで里帰りしたりして、最終的に当人だけが残った、という点。
これ、形としては、ワタミとかでよく言われる「創業者は3日徹夜で働いて、3時間の仮眠を取り、また3日徹夜した。だからお前も頑張れ」みたいな上司ができることを部下にも押し付けるパターンと一緒なのよね。
それを現代の法に照らし合わせたらどうなるかは、知っての通り。
間違いなく偉人の一人なんだけど、読むと「関わりたくはない」と思える人です。
■それはそうと。
太巻きを食ってないので、腹が減った。
ひもじいので、寝る。