そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

初心者である事。


どうも、初心者です。
デザインの初心者ですが、2年間使うようなパッケージのデザインを描いてたりします。
webプログラムの初心者ですが、javaスクリプトで日付計算プログラム作ったりしています。
コミュニケーションの初心者ですが、仕事では上司として部下にあれこれ説明したりお願いしたり、命令したり(あんまりないけどね)してます。


初心者ですが、仕事してます。
初心者ですが、生きてます。
んで、いつも思うのは、熟練者ってすごいなあって事です。


自分は非常に飽きっぽいので、あれこれと手を出しては、初心者になり、熟練者を知って「これは関してはこの人に聞けばいいや」と思うので、投げ出します。


たくさんの熟練者がいるから、自分は初心者でいられます。
自分が熟練者になってお手伝いする事もひとつの方法だろうけど。
自分は初心者のまま、あっちの熟練者とこっちの熟練者を結びつけるような仕事をしてます。


この仕事の根っこにあるものは『他人の技術への敬意と理解』です。
つまり、話し相手に関心がないと相手もそれに気づいて何も言ってくれなくなります。
(といっても普段は自分も意識してないですけどね。気づけば話を聞いてます)


たまに「自分語りって嫌われるし、自分は自分語りが多いから、会話が苦手」という人をブログなどで見かけます。


でもね。自分は、自分語りって話すのも聞くのも好きなんですよ。
まあ、これすらも自分語りですしね。
多分、パソコンを覚えたのがオタクのはびこる専門学校であり、仕事を覚えたのが愚痴吐きのおっさんやおねーさんが集う飲み屋だった事も関係あると思います。


なんか面白いんですよね。
仕事の愚痴を聞けば、その人の仕事のやり方や仕事に対する熱意が分かりますし、あるいは仕事以外の何かへの熱意が分かります。


自分はいろんな事も初心者ですから、いろんな事の熟練者をすごいなあ、と思いますが、だからといって、自分が情けないとは思いません。


初心者に必要なのは熟練者に敬意を払って理解しようとする事です。
ただ、それだけの事をすれば、熟練者は相手してくれると思いますよ。


なんかこれ、説教くさいかな。おっさんかな。