そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

ダウンロード販売がチャンスにしか見えない小売業。


日本のゲーム業界ってほんとにヤバイの?
http://www.4gamer.net/games/051/G005147/20081217078/


島国さんのインタビュー記事です。
掲示板に書こうとしたら、えらい長くなっちゃって、こりゃ場の空気変えちゃうわ、と思ったんで、こっち側に。
外野の自分はそういう場合ならこう考える、って話です。
島国さん並びに現場の方々の間では、すでに通り過ぎた発想かもしれないので、反応は期待しないです。


んで。
記事の中で「宣伝してくれる人が少ないから動く金が少ない」的な話をしてましたけど、自分から見るとゲームのPRって違和感を感じる事が多いです。
「ゲームの公式サイトを開いたら、半強制的にムービーが流れる」とかいまどき誰が喜ぶんだろう、って思います。


これ、スキップのクリック率とかちゃんとデータ取ってんのかな、といつも疑問に思います。
あるいはデータを取って、効果がない事を知っておきながら「flashムービー制作費」が欲しいが為にデータをクライアントに見せてないのかなと、色々と悪い方向には考えが膨らみます。


それはさておき。
ダウンロード販売の悪い点として挙げられた「関わる人間が減って動く金も減る」なら、自社の人間を増やして関わらせたらいいんじゃないでしょうか。
社内ベンチャーでネットショップ(ダイレクトショップ)立ち上げるみたいな考え方ですけどね。


昔はメーカー直営のゲーセンがたくさんあったそうですから、今ならメーカー直営のネットショップがあってもいいような気がします。
「知名度あがらんし売れない」ではなくて、そこからどうやって知名度(≒売上げ)をあげるのか、という方法を仕事にする人が必要なんじゃないかな、って思います。


多分、今現在も会社によってはいるんでしょうけど、あんまり予算と権限もらってないな、というのが外野からの印象です。
会社の公式サイトすら1年以上前から更新止まってるトコ多いですしね。
(多分、担当者が辞めたんだろうな、と邪推してます)


企画から制作、販売、流通、アフターケアまでを見通して、それをエンドユーザーに伝える仕事。
それもメディアを通した情報ではなくて、現場から直にライブ感覚を発信する。


そういうポジションの人が、これからの裏方稼業には必要なんじゃないかな、と思ったりします。
というか、自分がやってる仕事ってまさにこのまんまだし。
信用が取れれば値段を気にしない客がついてきてくれます。