そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

元テレビっ子のひとりごと。


自分はこないだPC用の地デジチューナーを買いました。
テレビ番組を録画する機械が欲しかったんですけど、安くて3万円、高いと10万円とかベラボーな金額だったので、PC用の地デジチューナーつけてHDDに取り込むようにしたんですね。
そんなわけで、番組表を見ながらぽちぽちと予約したり、録画したものを見たりしてます。


ためしてガッテン」とか「世界ふしぎ発見」とか「歴史探訪ヒストリア」は相変わらず面白いです。


ただ、見てる最中に相談メールが舞い込んだり、悩みをぶちまけてる人をネット上で見かけると、つい番組をストップして、そっちに集中しちゃうんですよね。
ここが昔と変わったトコだと思う。
外に出ればコンビニやマクドナルドは24時間営業してるし、ツタヤは深夜まで本が買えるし、映画も借りられる。家でゲームをつけてもオンラインで「こんばんわー」ってマイク越しに話しかけられる。


一人で家にいるとずーっと漫画を読むか、ずーっとテレビを見るか、ずーっとゲームをするか、ぐらいしかなかったのに、今はこんなに賑やかになった。


昔はテレビしかなかった。


今はいろんなものがたくさんある。


でも、それもテレビのおかげだと思う。
テレビがアニメやお笑いやドラマやドキュメンタリーを放映したから、田舎の人が都会のことを知り、男は女のことを知り、文字の読めない子供が世界の広さを知った。
多種多様な文化を全員に見せたおかげで、全員が色んな教養を得た。
小さな村で満足していた人たちに、外の世界へ飛び出すきっかけを与えた。
その結果、ひとりひとりの知性が伸びていって賑やかな社会になった。


それに倣うもの、反対するもの、距離をおくもの、追い越そうとするもの、たくさん。


お金や政治の話は分からないけれど、テレビは悪いものではないと思う。
これまでも、そしてこれからも。