小説はあまり読みません。
「読んだほうがいい」と大抵のハウツー本には書いてあるんだけど「コレを読め!」という本を見ると、難しい言葉が多くて、さっぱり想像がつかないからです。
頭弱いんです、基本的に。
頭が弱いから、簡単な表現しか出来ないんですよね。
「漆黒の闇から降臨せし魑魅魍魎の百鬼怨霊が」とか言われても、さっぱり分からない。
「押入れの奥からオバケがヒョイと出た」とか書きたくなる。
これが良いのか悪いのかは今んとこ分かんないです。
でも、自分が理解できない言葉は使いにくいし、理解しないまま言葉を使うのって、外国語でラブレター書くようなもんだと思うのよね。
だから、多分、これからもこんな感じで書きます。ヒョイっと。
■SFってどうなんだ。
自分はあまり、というか、かなりSFが好きではない。
難しい言葉が並んでいて、ロマンとかプライドがどうこうって話で、男がバカやって女が「ふ、バカな男」って言いながら惚れちゃったりして、なんだろうね、あのジャンル全体から漂う男の妄想全開な空気!
男の妄想といえばギャルゲーを始めとする下半身コンテンツの類もそうなんだけど、あっちはまだ「妄想ですから!」って言い訳するし「一般的にはドン引きされる」って自覚があるじゃないですか。
ところがどっこい、SF好きにそんな憂慮はカケラもない。むしろ「SFが理解できないお前が悪い」みたいな開き直りですよ。
(もちろん、ごく一部の人たちだけだと思いますけどね)
作品としては、プラネテスとかパトレイバーみたいな『生活の延長線上』って感じのは好きです。
苦手なのは、マクロスとかガンダムとかヤマトとかあのへん。
そういや、ウルトラマンやゴジラも苦手です。
なんていうか「お前が食ってるメシを作った人」のことを話の外に置いちゃってる作品は軒並み苦手です。
うまそうなメシの出てこない作品が嫌い、と言えばちょっと乱暴かもしんないけど、大体合ってる。