ちょっと3日間ほど東京行ってきまして。
完全にオフモードで。
パソコンもメモ帳も全部置いて、着替えとPSPだけ持ってスパーンッといって来た。
ホントはこれで1週間ぐらい休めればよかったんだけど、4日目に仕事をいれられて渋々、帰宅しました。
まあ、それはどうでもいい。
最強ワーキングマザー対談：西原理恵子×勝間和代（１）「女の人は働いたほうがいい」
http://mainichi.jp/life/kaasanchi/news/2008/06/47.html
東京で友人夫婦のトコに世話になったんだけどさ。
この夫婦は新婚さんなのね。
んで、二人とも「独立とかめんどくさいけど、会社人間にはなりたくないし、そこそこいい生活したい」ってタイプの人でね。
自分ちの家訓とか、親の教えからすると、それは『不可能』って思うんだけども。
まあ、世の中、どう転ぶか分かんないからいいか、って遠目に見てます。
ただまあ、この夫婦の主張って、割とモデルケースとしては適当な気がするんですよね。
別に聞いたわけじゃないけど、二人の生活ぶりから、月収と支出は、大体、予想がつくんで、まあ、平均的なトコじゃないかな、と。
ただ、それでも嫁が「子供欲しい」とか言う。ってか願ってる。
でも、冷静な夫からすれば「無理言うな」となる。
誰が育てるんだ、誰が見るんだ、お金はどうする、今みたいに二人でベタベタしてたら無理だぞ、と。
だからまあ、自分としては夫婦とも出身地が同じなので「親元の近くに帰れば？」と進言するんだけど、聞き入れられない。
曰く「地域の雰囲気が合わないから」だそうで。
でも、東京ってそもそも雰囲気って言葉が似合わないよな、と思う。
まず、住める環境じゃないし。労働者が気持ちよく働ける環境でもない。
なんていうか家畜小屋で鎖につながれた牛が足踏みしか出来ないスペースでエサ食って乳出してる感じ。
んで、搾乳用施設だから、東京には育児をする施設が無い。
だから、出産や育児に優しくない。
ママさんが「育児休暇、半年ください」って言ったら退職届のテンプレを渡す。
パパさんが「育児休暇、半年ください」って言ったら、いい精神病院をオススメする。
そんな東京で「普通に暮らしたい」なんて願いはかなわないだろう、と外部から行った自分は思う。
自分は割と物欲（服欲しい、家電欲しい、携帯欲しい）ってやつとは無縁でして。
唯一あるのが本が欲しい、ってぐらいだけど、積ん読はしないから、やっぱり必要最小限になります。
性欲は、女に何度か騙されたら、ある程度、コントロールできるようになった。
睡眠欲は、血筋で元々無い。商売人の家系ですから。
そんな自分からすると、東京ならではの魅力って、ホントに皆無なんですよねえ。
なんていうか、原宿で服見てんのも、ニコニコで動画見てんのも、一緒じゃねえかな、と思ったりする。
外食で、いい店を探すより、普通に食材そろえて美味い料理作る方が何倍も楽しい。
これって、割と普通の事だよなあ、と思うけど、東京の人に言っても割と通じない。
そう。
結局、田舎自慢と一緒で「おらの村（東京）にはなんでもあるべさ」と東京の人は言うんだよなあ。
まあ、田舎の人が「おらの村にゃなんにもねえだ」と口をそろえて言うから、そう思い込んじゃってるのかもしんないけどさ。
