嘘をつくメリット、デメリット。

自分はあまり嘘が好きじゃありません。
ま、嘘が好きな人ってのもなかなかいないと思いますが、「仕事だから」「空気を乱したくなくて」とポンと嘘をついてしまう人はいると思います。

ただまあ、自分の経験談から言うと、嘘をついて得られるメリットは、嘘がバレないようにするコストや、バレた時のデメリットを考えた場合、大抵割に合いません。
割に合わないから、嘘はつかない方がいいんです。

「でも、嘘でもつかなきゃ、世知辛い世の中をわたっていけない」
ケースバイケースだと思いますが、大体、嘘を積み重ねて、それがバレないようにするコストが雪だるま式に増えていき、なおかつ、相手に嘘がバレていて、ちっとも社会的信用度が上がらない（＝甲斐性なし）という状態なんじゃないですかね。
仕事柄、生活苦などで日常的に嘘をつく人を見ていて、そんなことを思います。

「でも、相手を安心させる為の嘘ならいいんじゃないの？」
誰かの為に嘘をつく、ということは反対に、誰かに自分の為に嘘をつかせる、ということも起こり得ます。
それを良し、とするのであれば、良いんじゃないでしょうか。
自分の場合、そういうのは疑心暗鬼に陥ってしまうのでヤですね。

「まあ、そうは言うけど、言いにくい事ってのはあるもんだよ」
言いにくい事、でも言わなきゃいけない事があるのなら、色んな言葉を駆使して、どうにかして言うようにしましょう。
きっと、その言いにくいことを伝えられた時よりも、嘘をつかれていたと気づいた時の方が、相手にとってはショックがでかいと思います。

今日、転職の面接を受けた帰りに、就職活動中と思わしき若い人たちを見て、そんなことを思いました。
企業が嘘をつくからといって、あなたまで嘘つきに落ちる必要はないんですよ、っと。