そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

「友達として大好き」を読み終えた

Twitterで作者の方が1話目を連続ツイートしてるのを見て、面白かったので1巻を買って、それ以降はリアルタイムで読んでた。

3巻で終わり、というパターンは、アフタヌーンコミックスでよく見かけるんだけど、何かキリが良いのだろうか。

 

あらすじとしては、主人公はガリ勉優等生の男子で、そこに下半身ゆるゆるの女子がやってきて「ほかの人と違うことを言ってくれる」という理由で主人公になついてしまう。

「脱ぐ?」「する?」というコミュニケーション手段しか持たない女子は、何度断られても男子と『友達』になりたい。勉強に集中したい男子は『友達になるための約束』と称して二人のルールを決める。

という物語。

 

割と、こういうの(社会性のゆるい人が、社会性を身に着けていく成長物語)は好きです。

 

というのも、人間って生まれつきの社会性ってほぼゼロなんですよね。

そこに教育を通して、社会性を身に着けていく。

ただ、『身につけていく』ので、習熟の早さには個人差が大きくて、幼くして大人みたいな子どももいるし、大きくなっても子どもみたいな人もいる。

 

身につけるべき社会性は、時代によって異なるので、どちらが正解、ということはない。

色んな人がいて、全員で環境を乗り越えていくんですよね。

 

どっちが正しい、ということではない。

 

みたいなことを読みながら考えました。

読後感がとても良かったです。

 

次の作品があるなら、ぜひ読みたい。