そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

フラグをへし折った気配がした。

 
古い知り合いに呼ばれて今日もまた池袋へと出た。
 
なんか、たまたま東京に用事があって出てきたそうな。
理由を尋ねたけれども「用事があって」と具体的な話はなく。
 
ちなみにそれほど見知った間柄ではない。
 
なんとなくヤーな予感がしたので、
「静かなところで話したい」というリクエストに、池袋最安ファミレスサイゼリヤへ。
ちなみに入ったのは初めてだったけれど、期待を裏切らない賑やかさで、平時であれば10分もしない内に出ていく自信がある。
 
んで、軽い雑談から始まったわけだけれども。
 
「そういやこないだブータンの国王が」という会話から「幸福度って考え方があるらしい」みたいな話へ飛び。
「幸福ってなんだろう」と言われたので、
即答で「そんなものはない」と返した。
 
無いものを追いかけるから、ずっと辿りつけず『幸福に辿りつけない』という不幸を味わうことになる。
幸福というものを知らないことこそが幸福である。
 
と続けた。
 
さらに、あれこれと質問を繰り出してきては食いついてきてたけど、全部即答で返したら「大学教授になれそうだね」と感想を告げられた。
 
残念。
携帯電話のモニタに夢中な若者が理解できるように講義するなんて、しちめんどくさそうなことやりたくない。
若い時は恋愛とかセックスとかガンプラとかやれ。思う存分やっとけ。
 
そんな感じで2時間が経過した頃「ちょっと電話してくる」と抜けられて、15分ぐらいして戻ってきて「早めに帰らないと」と言われたので、丸ノ内線へ送り届けて別れた。
 
どうにかなって良かった。
フラグクラッシャーの能力もたまには役に立つもんだ。
 
■彼はかつての同級生だ。
 
決して宗教勧誘ではないし、幸福党への入党を勧めに来た人でもない。
 
ただ、かつての同級生に会いにきて、かるく雑談をして帰っていっただけの人だ。
 
それで問題ない。