友人がTwitter上でやたら紹介してるエビをお取り寄せして食べた。
実家で通販やってた頃からそのお店のことは知っていて、思い切りライバル店舗なのだけど、あちらは人気店だし、こちらは右肩下がり。
気にしてもしゃあないし、勉強させてもらお、と買ってみた。
エビは、大ぶりで少し固めの肉質だったので食感を味わう感じが合うだろうと、ガーリックシュリンプでいただいた。(混ぜて焼くだけの簡単なやつ)
奥様から「このエビおいしい」と高評価をもらったので、しばらくエビ料理が続くことになると思います。
ただ、実家の人たちはこういうブラックタイガーは食べないだろうな、と思ったりもした。都会の食べ物だと思う。でも、買ってくれるお客さんの大半は都会の人だ。
『お客さんにあわせて提供する』は基本だけど、なかなか難しい。距離が離れていれば余計に。
『お客さんのことが分かっていない』ということに気づきにくい。
都会で働いて都会のお客さんを相手にしてる自分ですら、そうなんだから、田舎にいる人たちは余計に、だろう。
どうしたら、このギャップを埋められるんかねえ。
アンケート取ってみせたり、お客さんのデータを分析して「ほら、今はこうなってるんですよ」と伝えてみせても、なかなか「うーん、そうじゃない、ってお客さんから聞くけど」みたいな話になる。
そういや、買ったエビは殻のないむき海老なんですけど、自分は海老天やエビフライはしっぽまで食べちゃうタイプなんですよね。
なんかもったいなくて、食べずに捨てることに罪悪感を覚えてしまう。
もしかすると、自分が数字やデータを分析して「ほら、だから変わった方がいいんですよ」つってるときに、行間の『一部の客は切り捨てましょう』ってニュアンスを強く感じてしまうのかな。
んで、みんな『捨てる』と決めるのが得意ではないので、「うーん」って二の足を踏むのかな。
とはいえ、『全部拾う』のは、単純にやれば儲からない仕事が増えるので、余計に台所がキツくなる。
そこで、技術が必要になるんだけど、、、うーん、私より関心強く持ってる人があまりいないんだよな。いや、この考え方はよろしくないか。
しかし、うーむ。
とりあえず、明日の朝ごはんは、たまごサンドに、塩ゆでしたエビとサニーレタスをはさんでみようと思います。
寝る!