そらを自由に飛びたいな

おっさんのぼやきです。

萌えについて真剣に考えてみた。


萌えってどうやって作るんだろうなあ。


なんか2chやネットで見かける言葉で「長門俺の嫁!」ってのがある。
長門というのは、戦艦ではなく『涼宮ハルヒの憂鬱』というアニメに登場する女性キャラクター。
それを「嫁にしたい」というのが、萌えらしい。


自分は、不思議の海のナディアパトレイバーにハマった。
ヒロインのナディアや、パトレイバーに登場する熊耳さんを見て「ああ、なんてかわいらしい女性なんだ」と思ったことはある。
けれど、ナディアの旦那は主人公のジャンロックラルティーグだし、熊耳さんは元彼氏のリチャードウォンの事を気に病む特車二課の委員長だ。


もし、彼女らに会えるならば、グループ単位で会いたい。
ナディアの隣にはジャンがいて当然だし、熊耳さんの周りには特車二課の面々がいて当然。
二人っきりで会うとかなっても、会話が続かないだろうし、そもそもそんな事は望んだ事がない。


まあ、自分の性欲の問題かもしんないけど。


そう考えると自分は、作品が好きなんだろうな、と思う。
あるいは「その中の人間関係」が好きなんだろう。
決して、キャラクター単品が好きなわけじゃない。


萌えというのは、キャラクターそのものを好きになる、って事なんだろう。
それこそ、一人の女性を好きになるのに近いかもしれない。


あ、いや、自分の場合はやはり親子関係であったり、友人関係でのやりとりを見て女性を好きになるので、どちらかといえば、一人の女性を好きになる、というより「その輪に入れてほしい」という感覚の方が近いかもしれないが。
こう言ってしまうと身も蓋もないけど「僕も少年探偵団に入りたい!」と言ってる子供と大差がない。
やっぱり自分の性欲の問題だったなあ。


それはさておき。
そうすると、萌えキャラクターをどうやって作るのか、なんとなく想像がつく。


要は、自分の理想の女性「こんな女の子がいたらいいなあ」を創造すればいいんじゃないかな。
自分にとっての理想の女性は、他の誰かの理想の女性とかぶるだろう。
そこでユーザーが「萌え!」と思うんだろうな。


そう考えれば、萌えになりうるキャラクターとそうでないキャラクターの見分けもつく。
萌えキャラクターになれるのは、その作者の理想の女性として作られた女性だけなんじゃないかな。


的外れだったら、やだなあ。